HSP妻、電話占い師になる?!敏感さが活かされた瞬間3選
こんにちは、HSP妻のまいたけです。
大学生になって、メンタルが強くないとなかなか厳しい社会の現実に気づき始めて、憂鬱になってきた頃、占いに目覚めました。今も好きなYoutubeチャンネルには、占いやスピリチュアル系がランクインしています。
今日は現役の電話占い師をやっているHSPの私が、電話占い師としての働き方や、仕事の中でHSPが活かされたと感じた瞬間、仕事を通して得られたものをお伝えしたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください☆彡
【目次】
- 電話占い師ってどんな仕事?
- HSPの敏感さが活かされたと感じた瞬間
- 電話占い師の大変さ
- 電話占い師を通して得られたもの
- 誰にも相談できない恋愛のお悩み
- 職場の人間関係
- 転職しようか悩んでいる
- どんな仕事が合うのか分からない
- 疎遠になってしまった人が今どう思っているか etc....
お客様のお悩みや知りたい部分をキャッチしながら、時には鑑定結果を一緒に受け止めながら、占いを進めていきます。
- 特性1:物事を深く考え続ける
「他の人にどう思われているか」や「自分の将来」など、考えても答えが出づらい問いを考え続けて、脳が疲弊してしまう。特に何もしなかったり、どこにも行かなかった日に疲れてしまっているときは、だいたい考えすぎて脳を動かしすぎていることが多いなと感じています。
- 特性2:刺激に敏感で疲れやすい
満員電車や人がたくさんいるオフィスなどは疲れます。音や光、人の気配すべてが刺激になってしまうため、人込みやうるさい場所などは短時間でも非常に疲弊してしまいます。特に疲れている人の隣とかは危険です。その人と同じくらい疲れてしまうからです。そして、刺激だけで疲れてしまった日には、社会に適合できない自分を責めてしまうことも…ありました。
- 特性3:共感力が高い
ニュースやYoutubeなどで落ち込んでいる人や不穏な雰囲気の映像を見ると、自分のことのように落ち込んでしまいます。悲しんでいる人を見ると一緒に泣いてしまうことも…。
- 特性4:些細なことにも気づいて情報過多になりやすい
多くの人が集まる会食などの場では、いろいろな人にアンテナが向いてしまいます。「あの人ビールが減ってきたな」「あっちの人は酔いすぎてる、お水かな」「また別の人は食べ物が取りづらそうだな」というように、いろいろと気づくものの、情報がいっぺんに入ってきてしまうために処理が追いつかず、何も行動に移せずに気を揉んで終わることも。行動できたら気の利く人になれるのでしょうが…。
ということでお待たせしました。
電話占い師でHSPの敏感さが活きた瞬間3選を発表していきたいと思います。なおかなり主観的になっていますので、参考程度にご覧くださいませ。
1.お客様の声だけで今どんな状態かがだいたい分かる
電話占い師はその名の通り、基本的には通話だけでお悩みを聞きながら鑑定していく仕事です。そのため情報過多になりやすく、直接人と会うと疲れやすいHSPにとっては、少ない刺激で向き合える仕事だといえます。刺激が少ないので、自分をボロボロにしなくても持続させやすいのが良い点ですね。
また情報過多になりやすいということは、ひとつの刺激から多くを感じ取ることができるともいえます。お客様の声だけで、今悲しいのか、怒っているのか、困っているのか、不安なのか察知していますが、これはHSPの敏感さが活きている瞬間なのではと感じています。
2.生きづらいからこそお客様の辛さを受け止められる
ご相談いただくお悩みはひとりではとても抱えきれないなと感じるものが多いと感じています。私自身もHSPとして必死に社会適合しようとして体調を崩し、どん底まで追い込まれたことがありました。当時は消えてしまいたくなるくらいに絶望していましたが、そんな気持ちを体験したからこそ、お客様のお悩みにも逃げずに向き合えるのかなと思っています。
3.どんな声掛けをしたら、心地よく感じるかが何となく分かる
お電話をしていると、誰かに聞いてほしいけれど親しい人には決して言えない、でも吐き出したいというお気持ちを感じることがあります。そんな時には変に何かアドバイスしようとか、励まそうとするのではなくて、ただ聞く、共感したらそのことを伝えるというようにしています。すぐに解決しようとか、前に進もうとするのではなくて、その方と同じペースで歩くように聞いていくことができた瞬間には、HSPの共感性が活きているのかなと感じます。
1.感情移入してしまい疲れやすい
これまで見てきたように、打ち明けてくださるお悩みはひとりで抱えるのは辛いものが多いと思います。そのため、感情移入しすぎると気づかないうちに自分の心にダメージが…ということも起こりやすいです。私はマイルールとして、1度にお話しを聞くのは多くても3時間までと決めています。そして必ず3時間お話しを聞いたら、2時間以上は休憩をとるようにしています。このように自分の心がSOSを出す前に、対策を打つことが続けられるコツなのかなと感じています。
2.ニーズの高い夜10時以降に眠気が…
お仕事終わりや、一人になれる時間がとりやすい夜~夜中の時間帯には、お客様のご相談が寄せられることが多いです。そのため、お金稼ぎが一番という場合は、夜~夜中の時間帯が一番稼げるのかなという印象です(所属先にもよるかもしれませんが…)。私はHSPに多いロングスリーパーなので、夜11時には眠くなってしまいます(=_=)
そんな時には、ショートスリーパーだったら、もっと多くの方の役に立てるのにと感じてしまいます…。
3.口コミや売上など成果が見えるのでプレッシャーになりやすい
電話占い師は多くの場合、運営サイトなどにプロフィールや口コミ数などが掲載されていて、お客様が合いそうな占い師を選ぶことができるようになっています。
サイトを見れば、他の占い師の方と売上ランキング形式で表示されることもあり、プレッシャーに感じてしまうこともあります。ただ、成果が目に見えるほうが頑張れるという方には、逆におすすめポイントですね。
1 HSPは刺激をブロックすると才能にもなるという気づき
OL時代は満員電車や人の多いオフィス、気を使いながら食べるランチ…と、HSPの気質に振り回されて、嫌になる毎日でした。でもラッシュの時間に電車に乗らなくていい、オフィスに行かなくていい、大勢と働かなくていいと刺激をブロックすることを自分に許していったんですよね。そうしたら、疲れやすかった情報過多という特性が、声色を想像するという部分に活かせたり、自分の心が振り回されていた共感性という特性が一対一で深く向き合う、繋がるという部分に活かせたりしていきました。
今までHSPの気質は嫌なことばかりと思っていたけれど、オセロの裏表のように、逆の側面からみたらむしろ使えることもあるんだと思えました。
2. HSPでも役に立てるんだという小さな自信
OL時代は刺激が多すぎて疲れやすく正念場で戦力になれなかったり、報連相のタイミングに気を使いすぎて、コミュニケーションがうまくいかなかったり…と失敗したことがたくさんありました。もう社会不適合者なんだと引きこもりがちになった時もあったけれど、こんな私でも「また相談させてください。」「元気が出ました。もう少し頑張ってみます。」と言ってもらうと、役に立てているなと小さな自信が湧いてきます。
3. HSPでも自分に優しくしていいんだという気づき
OL時代で役に立てていないな…、自分ってダメだな…と感じている時には、自分に優しくすることやお金を使うことがとても苦手でした。でも誰かの役に立てたと感じられる瞬間が多い電話占い師をはじめてから、HSPはダメなことばかりじゃない、ひとに寄り添うように自分にも優しくていいんだと少しずつ思えるようになりました。これは、得られたものの中で一番大きいかもしれません。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました🍄
#hsp